2013年11月17日日曜日

上野国を今も守る由緒ある八幡宮


まだまだ秋かと思っていたら、急に冬のような

寒さが朝晩、感じられるようになりました。


先日までくずついた天気でしたが、この日は快晴。


そんな日に行ってきましたのは、こちら「玉村八幡宮」です。


場所は、群馬県玉村町。高崎市と伊勢崎市に挟まれて

いる位置と言いましょうか、最寄駅のJR高崎線から

ちょっと離れた場所にある八幡様です。



入口に大きな鳥居があり、そこをくぐると、


こちらは、「随神門」という、なかなか歴史のある


瓦屋根が立派な門があります。




この門は、1865年に建造された門だそうです。


今だと・・・148年前!?になりますかね。


私も神社仏閣好きなのでこれまでも色々な


場所に行きましたが、行く度に思うのが


昔の建造物って、何で100年以上も保てるのか?


ということです。


修復工事をされていることもありますけど、


元の形を残してますよね? 一般の住宅なんか


20~30年も保てば良い方ですが、歴史建造物は


100年単位で現存してます。 これが不思議なとこ。





話を戻して・・・・ この門の先を進んで行くと


まず現れたのは、各干支の丸い黒石が並んでる



こちらの建物。



「安産・子育て・子宝」に恵まれるとの説明が


記してあり、自分の干支の黒石をなでながら


お願いすると、成就するとのこと。


大きい御戌様の周りに各干支の黒石がぐるっと


円形にあります。(アップ画像は、こちら↘)


私には、あまりご利益が無さそうと思いつつ、


一応願掛けで、なでてきました。









こちらの八幡様は、結構干支を大事にされている


印象を持ちましたね。


普通は、案内板に各干支の特徴や年号などの


説明文があるくらいのものですけど、こちらの


八幡様は、この他にも色々ありました。









さらに進むと、左手にこれまた立派な巨木が出現。



こちらの巨木は、ここ玉村八幡宮の御神木。



樹齢は、?でしたが、今も青々と生い茂る生命力が



パワースポット的印象を与えてくれる木です。




近くに寄って見てみると1本の木なのに



二本になってる?!





 こちら →


どうでしょう、あまりこういう木って、見ないと思います。


こちらは、通称「夫婦楠木」と古来より呼ばれてるそうで


「家内安全 夫婦円満」などの御利益があると


称えられているそうです。






どんどん先に行きましょう。


こちらは、ここ玉村八幡宮の略歴が記されている碑。



これによると、この玉村八幡宮は、皆さんもご存知の



源頼朝公が当時の上野奉行に鎌倉の鶴岡八幡宮の



分霊を祀るため建立した八幡様とありました。



こちらの玉村八幡宮は、「戌・亥年」に特にご利益を


授かるとのことで、私も期待が膨らみ、お参りに力が


入ってしまいましたが、この日は七五三のお祝いで


小さなお子さまたちのいるご家族が多数、境内の


あちこちで写真撮影やお参りで賑わっていました。












 いよいよ本殿。その前にある中門です。



画像下に石畳が写っていますが、これは橋になっていて


中門の前に堀が巡らされています。





堀と橋の画像です。↘

















この堀は、水がきれいなのでしょうね、鯉がわんさか



優雅に泳いでいましたよ。








ほらね、こんな感じ。 















中門をくぐると、いよいよ本殿。





こちらが本殿(社殿)です。



先程も説明しましたが、この日は七五三詣で



本殿内では、ご祈祷依頼のご家族が、順番に



ご祈祷を受けられていました。





七五三詣の中、私は私で、しっかりお参り。







七五三詣が多くて、私の願掛けどころじゃなさそうな感じ?



でしたが、願掛けを済ませました。




この本殿の右側(東側)へ通ずる石畳があったので



進んでみました。



すると・・・・・





 先程、中門前にある堀に通じている堀がこちらにもあり、


堀に囲まれたお社が出現。





橋を渡ってみると、!!!












厳島神社?!  何とあの広島県にある厳島神社かぁ?



アップの画像は撮りませんでしたが、画像右にある


案内板に色々と書かれていました。



実は、この他にも稲荷神社や小峯神社などがあり、



かなりご利益がありそうな八幡様です。



この地を長きに亘って、守ってきた由緒ある八幡様。





身近にこんな八幡様があったのが


驚きでした。



群馬県玉村町にある玉村八幡宮です。



アドレス http://www.tamamurahachimangu.net/


(^^)v